京都は学会も多く、割と出掛ける機会が多いのですが、
今回の旅は、「生まれ変わるため」の女2人旅です。
お天気が心配でしたが、正真正銘の晴れ女である彼女のおかげで、
貴船神社に着いた頃には、晴れ間も少し見えてきました。
貴船神社は水の神様ですが、
大学時代の先輩にも勧められていた、縁結びで有名な神社です。
本宮の社殿前には石垣から、御神水（ごしんすい）と呼ばれる
ありがたーいお水が湧き出ています。
さっそく用意していたカラのペットボトルに御神水を汲んで、
飲んでみました！
吉方位の旅先でパワーのある水を持ち帰って飲む、というのは、
これまた先輩の大事な教えのひとつです（ちょうど3月の京都は、四緑木星の私にとって吉方位♪）。
この御神水に水占おみくじを浮かべると、文字が浮かんできます。
わくわくしながら、しばし待ちますが。
末吉・・・
気を取り直して、結社に向かいましょう～。
貴船神社は、貴船川沿いに①本宮と②結社と③奥宮があって、
こんな感じの軽い傾斜の坂道を上って行きます。
川床の季節には、また趣ある景色が楽しめるんでしょうね。
本来なら、①本宮→③奥宮→②結社の順にお参りするのが古くからの習わしだそうですが
この時はそんなことは知らずに
とにかく「結ばなければ～！！！！」と
③奥宮の前に②結社に来てしまいました。
そこから途中、和泉式部が参詣して恋を祈ったという「思ひ川」を越え、③奥宮です。
雨上がりの奥宮の空はとても高く、眩しい太陽の光が私たちまで届いていました。
深～く空気を吸い込むと、不思議なくらいすっきりした気持ちに。
以前屋久島に行ってから、すっかり苔が好きになってしまった私。
貴船神社にもいろんな種類の苔が生えていましたが、
苔って本当にきれいです。
私だけじゃなく、臨床をやっている皮膚科医は、絶対ハマると思います（・・・ほんと？！）
貴船神社のあとは、安井金比羅宮に向かいます。
安井金比羅宮は、「悪い縁を切って、良縁を結ぶ」神社。
そう言うと、ちょっとディープな感じもしますが、
男女の縁だけでなく、病気、お酒、たばこ、賭け事など、
すべての悪縁を切って、良縁を結んでくださるご利益があるそうです。
そしてここの最大の見どころは、縁切り縁結び碑（いし）。
高さ1.5×3メートルの巨石の真ん中に、直径50センチくらいの穴が開いています。
お札に、切りたい縁、結びたい縁を書いて、
碑の裏から表へ穴をくぐり抜けると悪縁を切り、
表から裏へくぐると良縁を結ぶご利益があるそうです。
最後にお札は碑に貼り付けます。
もちろん私も！
心機一転～☆ 生まれ変わりました～☆☆☆
それからはおいしい寄り道をしてみたり
王道の観光スポットを散策したり
もう春が近いことを実感したり
高知に戻ったら、何だかとても心が軽くなってました。
きっと神様と触れ合ったからだな～。
教授にも、
「何かすっきりした顔してるなぁ」と言われました(^-^)。
