久しぶりに東京の研究会に行ってきました!
東京なんて、果たしてどのくらいぶりでしょうか?!
今回の研究会は「乾癬」に関するもの。
自分の専門分野ではないので、こんな時にお勉強しておかないと。
「でも、眠くなったらどうしよう~」なんて思っていましたが、
そんなことは一切なく、とても実りある研究会でした。
そのあとは、大学時代の同級生に晩ご飯に連れて行ってもらいました。
もうずいぶん前にも、この友人と東京でご飯に行ったのですが・・・
どんなお店だったかは、彼の名誉(?)のために伏せておきましょう(笑)
今回は素敵なお店に案内してくれて、どうもありがとう(^^)/
そのあとホテルにチェックイン。
私はとにかく浮足立っていました。
何故なら、今回泊まるのが『帝国ホテル』だったからです☆
天井の高いエントランス。
ドーム状にピンク色の生花がたくさん飾られていて、
見ているだけでとっても幸せな気分になりました。
翌日の朝ごはんも、ひとり雰囲気のいいレストランで。
私は小食なので、美味しいものを少しだけ。
「帝国ホテルに泊まるのなんて、きっと一生に一回だわ~」
そんな思いで、ゆっくりした時間を過ごしました。
もし、いつかまたここに来ることが出来たなら・・・
その時私はどんなことを思うのかな。
さてさて、名残惜しい帝国ホテルをチェックアウトしたら、どうしましょう。
東京に行くと、オーケストラを聴いて帰ることが多いのですが、
予定を立てるのが遅すぎて、サントリーホールでのチケットはsold out(涙)。
他に東京でしかできないこと、ないかなぁ。
いろいろ調べていたら、白金台の「東京都庭園美術館」というところで、
「ガレの庭」という特別展をやっていることが判明。
・・・というわけで、行ってみました。
桜が少しだけ残る「東京都庭園美術館」。
ガレの作品は、みなさんもどこかで目にされたことがあるのではないでしょうか?
アール・ヌーボー様式の立役者のひとりで、
花や昆虫をモチーフにしたあのガラスの作品。
こんなにもまとまったガレの作品を見ることができたのは、
もちろん貴重なことでしたが、
彼が広大な庭でいろいろな植物を育てていたこと、
植物学への強い情熱があったこと、
日本の芸術にも影響を受けたことなど、
ガレの生き方も知ることができて、ますますガレの作品を深く味わうことができました。
美術館の出窓から差し込む、やわらかい光を浴びたガレの作品は特に美しく、
見た瞬間に、時間が止まったような気がしました。
美術館自体も大変素敵で、
敷地内の庭園を散歩することができました。
新緑のみどり。
この季節のみどり色が私は一番好きです。
優しくて希望を感じる色。
最後に美術館で見つけた、ちょっと嬉しくなる空間を。
床にできたガラスの影が・・・
そうです。
ハートの模様になっているんです!
とっても粋でキュートですよね~。
今回の旅はゆっくり楽しんだ東京時間となりました。
「東京都庭園美術館」はまた違う季節にも行ってみたいものです。