2013年12月21日土曜日

初冬の金沢めぐり

今年の日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会は金沢でした。
一度訪れてみたい場所ではあったのですが、何と言ってもこの季節です。
四国人が日本海側の寒さに耐えられるのでしょうか?!

学会前日の夕方に金沢入りし、ひがし茶屋街に出かけてみました。
残念ながらすぐに日が暮れてしまいましたが、
茶屋が軒を連ね、しっとりした情緒の感じられる街並でした。

























みぞれ混じりの雨が降っていましたが、寒さは思ったほどではなく
安心して金沢駅近くのホテルに帰りました。
帰りに見た金沢駅の正面もきれいにライトアップされていました。




















ちなみにその日の晩は金沢駅にあるお店で、「香箱ガニ」をいただきました!
香箱ガニとは北陸地方で獲れる雌のズワイガニで、
食べられる期間も短く、地元でも人気だとか。
これが本当に本当に美味しかったです!!
金沢までやって来た甲斐があるというものです。




















それから、金沢に来たからには、どうしても外せないスポットが。
やはり・・・兼六園でしょう。




















雪害から守るために雪吊りされた松は初めて見ました。
北陸の冬の風物詩だそうです。




















しかし、私が訪れた日は、金沢でも今年一番の寒さ。
日本三名園のひとつと言われるだけの美しさを目の前にしながらも、
雨が降って、とにかく寒かったんです。
時雨亭と言われる休み処でお菓子とお抹茶をいただき、
早めに退散しました。




















今回、私の学会発表は最終日の午後だったので、
なかなか気が抜けませんでしたが、
他にもみんなで金沢の美味しいものをいただきました。
割烹「わ田」さんでは、きれいな九谷焼の器で加賀料理に舌鼓。




















友人おすすめの「のどぐろ」も脂がのっていて絶品でした。




















寒い時期ならではの金沢グルメを堪能し、発表も無事に終わって、
思い出に残る学会になりました。
あとはきちんと論文にしないといけませんね~(汗)。

2013年12月12日木曜日

クロアチア旅行記⑦ ドブロブニク最終日~帰国へ

ドブロブニクでの3日目の朝は、快晴でした。
今日でドブロブニクともお別れ。
お部屋のバルコニーに出て、名残惜しいステキな眺めを堪能します。

























今日は朝ご飯の前に、ホテルのスパに行ってみることにしました。
まだ朝早いためか、独占状態です!


















プールやジャグジー、リラックスできるミストサウナなどがあって、
かなり充実したスパでした。
このスパは朝早くから夜遅くまで開いていたので、
こんなにいいのなら、前の日にも来ておけばよかったなぁ、なんて思いました。

朝ご飯を済ませたら荷造りをして、一旦チェックアウト。
フロントで荷物を預かってもらったら、
ドブロブニクの最終日にふさわしいスポットへ歩いて向かいます。

ホテルから旧市街へ向かう道。
何度も通りましたが、通るたびに感動が増していくような景色です。




















いつも旧市街に入るプロチェ門を通りすぎ、一般道を進みます。

























すると到着しました。
スルジ山のケーブルカー乗り場です。




















このケーブルカーは1991年のクロアチア独立戦争の時に、
旧ユーゴスラビア連邦軍によって破壊されましたが、
2010年の夏より復活したそうです。

























そう、私たちの最後の目的はスルジ山からドブロブニクの絶景を楽しむことでした。
しかし、ここで誤算が!!
ケーブルカー乗り場に到着したのは、ちょうど正午ごろだったのですが、
すごい人の行列ができていました。
確かに、「ケーブルカーに乗るのに時間帯によってはかなり待った」、
という口コミなども見ていたのですが、すっかり忘れていました。
空港に向かう時間は14時。
何としてでもケーブルカーに乗って、
そしてあと1軒、できれば旧市街のお店に寄って帰りたい・・・!

根気よく並んで待ち、ようやく私たちを乗せたケーブルカーが出発しました。
オレンジ色の屋根と真っ青なアドリア海を見ながら、ケーブルカーはどんどん昇っていきます。




















ただただ目の前に広がる夢のような景色に感動していたら、
あっという間に山頂駅に着きました。
街とアドリア海とのコントラストが本当に綺麗です。




















ちょっとズームアップ。
この景色をしっかりと目に焼き付けました。




















旧市街の方に目を奪われがちですが、スルジ山も趣のある山でした。
標高は412mで、ごつごつした岩肌が目立ちます。




















写真を一生懸命撮っていたら、
日本に行ったことのあるというカナダ人ご夫婦に話しかけられ、
旦那さんは、新幹線の魅力について力説しておられました(笑)。
私は決して英語が得意ではなく、本当にカタコトなのですが、
クロアチア旅行では結構いろいろな人に話しかけられました。
ちょとした会話ですが、とても楽しかったです。
こういった出会いも、旅の醍醐味ですね~。

さてさて、もう少しスルジ山で過ごしたかったのですが、
帰りの時間が刻々と迫っていました。
再びケーブルカーで麓に戻ると、あと20分くらいの時間が・・・ある?!

急いでプジャ門から旧市街に入り、路地を走り抜け・・・

























「メドゥーサ」という雑貨やさんに飛び込みました。
そこでバスソルトや石鹸、アドリア海のお塩などをざっと選んで買いました。




















そのあとは、ホテルまでひたすらダッシュです!!(汗)

























最後は慌ただしかったですが、間に合ってよかった~。
無事にドブロブニク空港に到着。




















明日の朝には首都ザグレブから帰路に着くので、
今日のうちにザグレブに移動しておくことにします。
行きと同じクロアチア航空ですが、帰りはビジネスクラスにアップグレードしてもらえました。




















クロアチアの最後の夜は、ホテル「アストリア」に宿泊しました。

























最初のザグレブで宿泊した「リージェント・エスプラネード」はやはり別格ですが、
この「アストリア」は立地、サービスともよく、シックなお部屋でおすすめですよ。




















ホテルから出ると、ついさっきまで眺めていたドブロブニクとはまた違う、
古都ザグレブの街並み。
これもまた美しいですね~。




















そのあとは、クロアチアで有名なナチュラルコスメのお店、
「アロマティカ」に寄って、アロマフレグランスやローズ石鹸を購入。



日の暮れたイェラチッチ広場に別れを告げ




















最後の晩餐はホテル近くの「プルゲル」で。

























キノコのスープ、クロアチア風ハンバーグ、パプリカの肉詰めトマトソース煮込みなど
ザグレブらしいお肉料理で温まりました。




















本当はこの後、「コンズム」というスーパーに寄る予定だったのですが、
一旦ホテルに帰ると、どっと疲れが出てしまい、達成成らず・・・。

翌朝6時45分に、いつものおじさんがホテルまで迎えに来て、
空港まで送ってくれました。
これでいよいよクロアチアともお別れです。




















振り返ってみれば、あっという間でしたが、毎日が充実し、新しい発見の連続でした。
ザグレブ、プリトヴィッツェ、ドブロブニク・・・
今回は有名なところをのんびり回りましたが、それぞれが魅力のある街で
クロアチアが大好きになりました。
料理が美味しく、人も親切で、見どころ満載のクロアチア。
海外旅行をどこにするか迷っておられる方は、
是非、クロアチアをご検討ください!
本当にいいところでしたよ~!!


2013年12月3日火曜日

クロアチア旅行記⑥ 雨のドブロブニク旧市街めぐり

おはようございます。
ドブロブニク2日目の朝です。
ドブロブニクでは『ホテルエクセルシオール&スパ』に3連泊しました。
もしドブロブニクに行かれる方がおられたら、ここのホテルはオススメですよ!
旧市街まで歩いて10分かかりませんし、
海沿いに建っているため、ホテルから旧市街を眺めることができます。

そして・・・朝ごはんがとっても美味しい!!
バイキング形式ですが、シャンパンもついているので、
朝からこんな優雅な感じです。




















今日はあいにくの曇り空。
ホテルを出て、旧市街に着いた頃には結構な雨が降り始めていました。
「青空市場」にやってきましたが、傘を差しながら商品を見て回るのにもひと苦労。
(ここではハーブ入りのオリーブオイルと果実酒を買いました。)




















今日は旧市街の中の歴史的な見どころを回る予定です。
さあ、まずは聖イグナチオ教会。

























石造りの祭壇の天井のフレスコ画が必見です。

























続いて、バロック様式の聖母被昇天大聖堂。

























市民に愛されている大聖堂だそうで、
イタリアの画家ティツィアーノが16世紀に描いた「聖母被昇天」があります。

























ステンドグラスもきれいでした~。

























旧総督邸は、ラグーサ共和国時代の総督の住居です。
現在は歴史文化博物館になっていますが、見ごたえありました。




















旧総督邸を出ると、ようやく雨が上がっていました。
そこにハトが集まってきて、それを狙う猫まで。
果たしてこの結末は?!
ハトVS猫のゆくえをみんなが見守っています。

























少し歩き疲れたので、ここでちょっと休憩することにしました。
すぐ近くにあるカフェ「グラツカ・カヴァナ」へ。

























実はこのカフェで食べたいものがあったんですよね。
この地方の名物、「ロジャータ」と呼ばれるカスタードプリンです。
甘くて優しい味。
お腹もすいていたし、ペロリと食べてしまいました。

























テーブルにはかわいいお花も飾ってあって、
いくらでも長居できそうな落ち着けるカフェでした。

























さて、ここからは旧市街めぐりの後半です。
ドミニコ会修道院の教会は人も少なく、
厳粛な時間を過ごすことができました。




















ちょうどいい具合にステンドグラスに光が差し込んでいます。




















この修道院のもう一つの見どころは何と言っても
アーチの連続する美しい回廊です。




















それから最後にサンフランシスコ会修道院へ。




















中庭とそれを囲むロマネスク様式の回廊。




















サンフランシスコ修道院の中には世界で3番目に古い薬局もあって、
中世から伝わるレシピに基づいたコスメやハーブティーが売られており、
たくさんの観光客で賑わっていました。

このようにドブロブニクの旧市街は決して広くはないですが、
見ごたえある歴史的建造物がいくつも点在しています。
そしてこの先はどうなっているんだろうかと、
ついつい入り込んでしまいそうな路地もたくさんあります。

























猫の目線からだと、ドブロブニクの街並はどんな風に映っているのでしょうか。
























あっという間にドブロブニクの2日目も日が暮れて、晩ごはんへ。
今日もやっぱりシーフードが食べたいな。
というわけで、聖母被昇天大聖堂の近くにある、
「コノバ・アモレット」にやってきました。
そこでサーモンサラダ、アカザエビ、イカのグリル、イカスミのリゾットを注文。
どれもおいしかったですが、イカスミのリゾットが格別でした!
ただ、さすが観光地だけあって物価もザグレブとは比べものにならないくらい高いです。
さっきATMで引き出したばかりのKn(クーナ)をほとんど使ってしまいました。
けれども、ドブロブニクでは絶対シーフードですよ。

























あ~、今日も素敵な1日でした。
夜の旧港を眺めながら、ホテルへと帰ります。
明日はいよいよドブロブニク最終日。
ケーブルカーでスルジ山に登ってみようかな。