本来なら、今日から数日はニューカレドニアの離島、
イルデパンで過ごす予定でした。
イルデパンはニューカレドニアの本島から飛行機で30分ほどのところにあり、
ビーチがとってもとってもきれいだというので、本当に楽しみにしていたんです。
ところが日本を出発する2日前、
飛行機のストライキでイルデパンには行けなくなったとの連絡が・・・(涙)。
地球の歩き方にも、飛行機がたびたびストライキになることは書いてあったのですが、
まさか自分たちがそれに遭遇してしまうとは。
~まぁ、そんなに落ち込まないで~
・・・と、ホテルにいた日なたぼっこ中の猫になぐさめられ、
代わりにこの日は、ヌメアから出ている日帰りの『アメデ島ツアー』に参加することにしました。
このツアーはとても人気があり、毎日大勢の観光客が参加しているようです。
朝8時前、ホテルに送迎バスがピックアップに来てくれて、モーゼル湾に到着。
さあ、ここからは船に乗ってアメデ島を目指しましょう!
この船には100人以上が乗れて、冷房もトイレも付いているので、安心感はあるのですが、
とにかく揺れる揺れる~!
40分間ですが、もし酔い止めを飲んでいなかったら大変なことになっていただろうな~。
さて、いよいよ船がアメデ島に着いたようですよ。
桟橋を渡って、上陸します。
みんなも続々と・・・
白砂のビーチときれいな海。
人生初のビーチリゾートに感激です!
自分たちのパラソルとチェアを確保したら(これが重要!)、
早速、海へ入ってみますか~。
今回、ニューカレドニアに来るに当たって、
私はシュノーケリングセットを購入していました。
じゃ~ん!!
やる気に溢れるこの姿~☆
ところがこれで海に入ってみると、直前にボブにまでバッサリ切った髪のせいもあって、
どうもしっくりこないのです。
それならば!と思い、予備で持ってきていたゴーグルに付け替えて、
アメデ島の透き通った海に繰り出しました。
私は根っからの運動音痴で、走るのもダメ、球技もダメ、
でも唯一水泳だけは、小さい頃からスイミングスクールに通っていたこともあり、
得意なんですよ~。
みんながシュノーケルで優雅に浮かんでいる中を、
ひとりゴーグルを付けてどんどん進んでいく私。
その時です!
あの影はもしかして・・・!!
間違いなくウミガメです♥
一気に私のテンションが急上昇~↑
水中カメラを構えて潜りながら、急接近してみます。
「ねぇ~ウミガメさん待って~」
やっぱり近付くと逃げちゃうんですね。
それでもこうやってニューカレドニアの海で、
ウミガメと一緒に泳げたことは、何よりも心に残りました。
これが私の『運命の出会い』。
他にもアメデ島ではたくさんのお魚に出会えましたが、
カメラに収めるのってなかなか難しいですね。
何となく伝わりますか?
本当はもっときれいなんですよ。
このアメデ島ツアーでは、それぞれ自由な時間を過ごすことも出来るし、
いろいろなアクティビティーに参加することも出来ます。
まずは、バリアリーフツアー。
行きに乗ってきた船で、島のまわりのバリアリーフを巡ります。
すごい~このグラデーション!
途中、船員さんがフランスパンを投げると、
大きな魚たちがたくさん寄ってくるシーンも、見応えありましたよ。
グラスボートは泳ぎが得意でない人でも楽しめますね。
タヒチアンダンスショーを見ながらのお昼ご飯はバイキングで、ワインも飲み放題でした。
私はフルーツがいっぱいあったのが嬉しかったな。
すっかりアメデ島が気に入って、写真もたくさん撮りました。
東京までは、6986㎞だそうです。
アメデ島のシンボル、白い灯台。
頑張って登れば、眼下には360度紺碧の海が続いている!
・・・はずでしたが、修理中のため内部の見学は出来ず残念でした。
気が付けば、あっと間にもう帰りの時間。
きれいなアメデ島の海も見納め(泳ぎ納め)です。
ホテルに帰ったら、夕方の5時近くになっていました。
お部屋に入ると、テーブルの上にサプライズが~
すっかり忘れていましたが、今日はクリスマスイブ☆
ということで、ホテルからデコレーションされたカップケーキのプレゼントでした(^-^)
この日の夕食は、シトロン湾の人気レストラン『ラストロラブ』へ。
歩いて出掛けたのですが、アメデ島で泳ぎすぎたせいでしょうか。
海沿いの風景はこんなに素敵なのに、
だんだんと足取りが重くなり、眠~くなってきました。
それでも何とかお店まで辿り着いたら、
疲れも吹き飛ぶような、「天使のエビ」のディナーが待っていました。
「天使のエビ」って本当に本当に美味しいです!
ニューカレドニアを訪れたら、ぜひ食べてみてくださいね。
特にこの『ラストロラブ』さんはおすすめです。
さてさて、デザートのアップルタルトも美味しくいただいて
じゃあ帰りはタクシーにしよう、とお店の人に呼んでもらったのですが・・・
しばらくしてお店のお姉さん曰く
「今日はタクシーが全く捕まらないわ。だって、クリスマスイブだもの。」
が~ん!
歩いてきた遠い道のりをまた引き返すのね(涙)。
そう、ここニューカレドニアの人たちにとって、クリスマスは祝日。
みんなすでにお休みモードに入っているのです。
仕方なく、この日は歩いてホテルまで戻ったのでした。
続く・・・