2011年9月23日金曜日

プラハに出かけよう!その①(出発~1日目)

2011/9/12 その日の私は、朝からそわそわしていた。
かねてから楽しみにしていたプラハ出発の日。
数年前にツアーで立ち寄ったことのあるプラハは、オレンジ色の屋根が印象的な街で、
「また絶対来たい!」とずっと思っていた。
今回はプラハの街だけをのんびり楽しもうと、フリーでの旅。本当はひとりで・・・♪と企んでいたが、母が付いてくることになった。
まずは関空へ向かう。仕事を片づけて、18:05高知発-伊丹行きの飛行機に滑り込んだ。何とか間に合った。伊丹からは関空までリムジンバスで1時間少しかかる。バスの中で、ウトウトしていると、オペラを聴きに行くときのために、と思っていた、赤いワンピースを家に忘れてきたことに気が付いた。あぁ~、やっぱり・・・。旅行の荷物はいつも多い方なのに、ショック。

気を取り直して関空に到着したのは、20時半頃だった。
今回選んだのはエミレーツ航空というドバイの航空会社。関空を23:35に出発するので、「働くOL&がんばってる女子に嬉しい!お仕事帰りに行ける深夜便」というわけ。
確かにプラハでの滞在時間は長くなるけれど、これで行くと、ある意味徹夜ということになる。
大丈夫かなぁ?
寝れない当直明けのあの何とも言えない妙な感覚が頭をよぎった。
母に相談したら、「飛行機で寝れば大丈夫。」と言う。
ちょっとドバイにも寄ってみたい好奇心も合わさって、エミレーツに決めた。

夜の関空はガラリとしている。これにはびっくり。昼間の騒々しさが嘘のようだ。

うわさのエミレーツは、映画や音楽が充実していて、エコノミーなのにUSB端子もついている。
周りを見渡すと、学生さん?みたいな若めの人が多い。おしゃべりをしたり、映画を見たり。

機内食はこんな感じ。

ドバイの空港はゴージャスだった。
2008年10月にはエミレーツ航空専用のターミナル3がオープンして、ますます活気付いているようだ。
空港の中にオアシスまである。

手荷物検査を受けて、乗り継ぎ案内の方へ進む。

アラブの国に来たんだな~と思う一枚。

ゴールドもいっぱい。

5時間の乗り継ぎ時間を空港で過ごし、プラハに向けていざフライト。
窓から見たドバイの街。

いよいよプラハが近づいてきた。
今度はさっき見たドバイの風景とは全く違う、オレンジ色の屋根が続いている。

プラハのルズイニェ空港に到着。
まずはチェコの通貨に両替しないと、と思い空港でATMを探す。すぐ見つかった。
そして無事にチェコの通貨であるチェココルナ(Kc)をゲットする。
さて、ここからホテルまでは、調べてきたCEDAZ社のシャトルバスに乗れば、問題なく行けるはず。
しかし、肝心のカウンターが見つからない。インフォメーションのお姉さんに、あやしい英語で尋ねると、「この建物を出て右に行くとすぐわかりますよ。」と教えてくれた。

あった~!CEDAZ社のバス停だ。

海外のバスは時間に遅れて当たり前かと思っていたのに、だいたい時間通りにミニバスがやってきた。
ルズイニェ空港とプラハ市内は約17kmほど離れており、このバスを利用すると30分ほど。
その間、英語を話すおばちゃん3人組が、ずーっとおしゃべりしており、車内はにぎやかだった。
共和国広場でバスが止まり、重い荷物を押して少し歩くと・・・

『グランドホテル ボヘミア』の文字が目に入った。

グランドホテル ボヘミアはネオ・バロック様式の建物を改修した78室のこじんまりとしたホテル。
お部屋はシンプルだけど、唐草模様のカーペットが敷かれていて、居心地がいい。

窓から見える景色に、いつも旅のお供であるコリラックマもうっとり~。

少しお部屋で休んだら、プラハ時間の夕方6時。ちょっと散歩に出かけてみよう。
グランドホテルボヘミアのすぐ正面には、ホテル・パジーシュ。青空がとってもきれい。

ツェレトナー通りに出ると、母がすぐアイスクリームを売っているのを発見する。

私はアイスクリームよりも早く見たい景色があった。旧市庁舎の塔にエレベーターで上って・・・。
思わず息を飲んだ。

とうとうプラハに来たんだ、と思った。
2つの尖塔が特徴的なティーン聖母教会も本当に美しい。
私がプラハで一番好きな建物かもしれない。

塔から降りて、ティーン聖母教会を振り返る。

15世紀に作られた有名な天文時計も

旧市街広場のヤン・フス像も

深い歴史の息づかいだ。

さぁ、明日は早起きしてプラハ城へ向かおう。
市民会館の地下1階のチェコ料理レストランで、ダックのオーブン焼きとクネドリーキを食べて、この日は早めにホテルで就寝。

2日目につづく・・・

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